ずいぶん前からあるのに、最近私がハマった制度である。 |
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巷では共同購入型の激安クーポン(登録だけはしているが、まだ使ったことはない)サイトなどが大流行している中で。 あえての覆面モニター。 今更の覆面モニター。 やってみたら、何で今までやらなかったのかなーと思うくらい簡単で楽しい。 |
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仕組み |
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1.モニターであることを隠してお店に行き、飲食をする。 2.決して簡単ではない(60問くらいある)アンケートに答える。 3.レシートの画像を画像ファイルで送付する。 4.換金可能なポイントとして、謝礼が支払われる。 5.(換金に手数料がかかるので)ある程度まとめて換金する。 簡単だ。 ポイントの換金に手数料がかかること、「店のブラインドに埃がないか?」などの『覆面』のまま答えるのは難しい質問があること以外は、 何の不満のない、素晴らしい制度だと思う。 |
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お金も大事、されど・・・ |
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もっと大事なのは、満足感があるということ。 例えば、食べ物に虫入ってましたなどということがあれば、さすがにお店の方に声をかけるという人も多いかと思うが。 ちょっとくるのが遅かったなとか。 普通、大皿持ってきたら取り皿くれるよねとか。 頼まなくても最初からお箸がおいてあればいいのになとか。 「言うまでもないけど、次にくるまでに直しておいてくれたらいいな」と思うような指摘を言えるというのがいい。 次回の来店で直っている保障はないのだが、何か一石投じることができたのでは?という満足感がある。 逆に。 飲食店を出るときには「ごちそう様でした」くらいは言う方は多いと思うが、 あれが美味しかったとか、こんなサービスが嬉しかったとか、そういうことをいちいち伝える人はあまり少ないのではないだろうか。 そういうことを伝えて、いいサービスをする店員さんが、これからも素敵なサービスを続けてくれるであろうと思うと、 なんだか自分はいいことをした、よいサービスに対してきちんとお礼を伝えたという、満足感がある。 |
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何件か使ってみて |
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私が悪い点としてよく挙げるのは、店員さんが見えなくなる時間が多いということ。 呼びベルなどがあれば、注文に関しては問題ないが、『おひとりさま』をよく楽しむ私にとっては、 店員さんが見える位置に居てくれないと、うかうかトイレにもいけない。 貴重品くらい持っていくのが普通だが、かばん自体を抱えてトイレにいくのは、 せっかく店内に入ったというのになんだかめんどくさいではないか。 また、今までそんなことはなかったが、帰ったと思ってテーブルを片付けられていたら帰るしかなくなるではないか。 店員さんが見ていてくれたら、トイレにいったのか、帰るのかも一目瞭然。 無駄に追い出された感を感じずに気持ちよく店を後にできる。 そんなに荷物が心配なら、誰かと一緒に行けよなどと思わないでいただきたい。 『おひとりさま』が好きだから『おひとりさま』ってわけじゃない場合もあるのだ。 私がよい点としてよく挙げるのは、店員さんの商品知識の高さ。 好き嫌いが多い私にとって、「このサラダ何入ってますか?」というのは常套句。 「普通のサラダです」とか言われてしまうと、非常に困る。 「生の玉ねぎは入っていますか?セロリ入ってますか?パプリカ入ってますか?抜くことはできますか?」 どことなくムキになって聞いてしまう。 居酒屋さんには必ずといっていいほど置いてある、店名サラダ。 何が入ってますか?と言った時に、指折りでもいいから、中身を全て答えてもらえると点数が高くなり、 必ず名札をチラ見して「○○さんのメニュー知識が高くてよかったです」と書く。 そんなに好き嫌いが多いなら、シーザーサラダ頼んでおけよなどとも思わないでいただきたい。 店によっては、千切りの紫玉ねぎが選り分け不可能なくらい丁寧に混ぜ込まれている店だってあるのだ。 |