「ちょっとした『運試し』のお話。」
ソフトウェア技術部第2開発課 入社2年目 男性
 
1回50円でクジが

引けます。「当り」が出ると5000円貰えます。この当りの当選確率は、1/500で常に一定です。故に、何回もクジを引けばハズレが減って、当選確率が上がるということはありません。
運良く当たった際、もう一つの運試しがあります。その当りには「A」と「B」の2種類があるのです。
まず「A」なら、更にもう一回分追加で「当り」が約束される上、その次の当りまでのクジの当選確率が、1/50まで上がります。おまけに、その次に当たるまでのクジ代は何回引いても無料です。もし、その次の当りも「A」ならば、同じ状態が更に続きます。逆に「B」は、次の当りは約束されず、引き続き挑戦する場合、当選確率は通常の1/500のままです。ちなみに、「A」と「B」の振分け率は、Aが70%で、Bは30%となっています。
なお、「A」「B」共に、大当りの後(「A」で当たった時は、連続当りの最後に「B」で当たった後)に、サービスで100回(但し当選確率は1/500)、無料でクジが引けます。もちろんこの時に当たっても、5000円が貰えますし、その後、「A」か「B」のどちらかで当たった状態に戻ります。
どの位投資すれば、どれだけ儲かりますかね。永遠の謎です。
 
前述の『運試し』は、

巷に存在する実際の『あるもの』をモデルとし、表現方法を変え、金額や確率を分かりやすい整数で表したものです。そのオリジナルについては推測してみて下さい。(ハマり過ぎに注意しましょう。やったことがない人には決してオススメ出来ません。)
では、その『運試し』のルールを、今これを読んでいるあなたのスキルでロジック化してみると、どんなコーディングになるでしょうか?世の中には色々な言語がありますが、それぞれで面白いソースが出来る気がします。お暇な方は、ご自身の分野で是非チャレンジを!
身の回りにあるものが、どうやって動いているか考えてみた事はありますか?
「スイッチ1つで風呂が沸く」「定期券で改札が通れる」「携帯電話で会話が出来る」等々・・・。今や当たり前のことです。物理的な作用、磁気的要素、電波の発信、といった「仕組み」は存在不可欠ですが、その裏には必ず「システム」や「プログラム」も共存しています。その中身を想像してみて下さい。何となくイメージ出来ませんか?創造性や、技術力ってこんな事でも身に付くものだと、自分では思っていたりします。
以上、駄文でした。
 


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