夏休み |
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を利用して滋賀県近辺に行った。旅行と言えば修学旅行以来という出不精な私がずいぶん遠出をしたものである。 さて、題名ですぐにピンときた方にはつまらないかもしれないが、私の人生初体験について少し話をしてみたい。 滋賀県には何があるだろうか?それは『琵琶湖』とても大きな湖である。何をしに行ったか?釣りである。「なんだー」と思うなかれ。これがなかなかオツなのだ。正確にはバス釣り(ワームと呼ばれる疑似餌を使ってバスというお魚を狙います)をした。噂では聞いたことがあったのだが、食べないのに釣るという行為に多少の抵抗があったのと、釣り自体挑戦する機会がなかったので、誕生以来二十ウン年まったく私の人生と関わることのない行事であった。 つまりは『バス釣りをする人』を『バサー』と呼ぶ(らしい)のである。 |
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どうせ |
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釣れっこない。なんとなく釣り糸を垂らしていれば良いよな。というような軽い気持ちで挑戦したことだったのだが・・・。 朝4時起床(マジ3日間続けました)、ウエダ(防水オーバーオールのようなもの)を着て水の中に突入。延々と釣り竿を振って、糸を巻き巻き。と書くと楽しくなくて、辛そうに見えるかもしれないが(体力的には限界に挑戦)、こんな体験もあるのだなと思ったのだ。 水に浸かりながら眺める徐々に明けていく空。日中はちょっと休憩。少し日が弱くなった頃に水の中に戻る。揺れる水面に岸辺の芦原。小さな川にかかる橋。刻々と変わる空の色、雲の形。単調とも言える動作以外何もしていないのに、3日間飽きるということがなかった。 最後に、結局バスは釣れたのか? ビギナーズラックって本当にあるのですねーー |
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