「人の行動、自分の行動」
代表取締役社長 津田菊義
 
社員の皆様方

から提出されてくる業務週報を拝見するのが楽しみです。技術者の方々が如何にクライアントの意向に沿う技術を提供し重宝がられているか良く知ることが出来ます。開発の過程に於いて如何に悩み、勉強しつつ一つ一つを解決し、クライアントの望むシステムを構築している過程は計り知れない苦労があるなぁ、と感心することが度々です。
先日、週報に目を通していてちょっと気になる事が書かれていました。それは、感じない人から見れば他愛無い事かもしれませんが、社会人としては大切な事だと私は感じました。当社の社員が派遣されたユーザー先で、同業他社の方と一緒になった時、朝の挨拶をしたところ、見向きもされず無視され「雰囲気の悪い職場だなぁ」と書かれてたのです。
私も永い経験上その様な、不愉快な思いを度々したことがあります。その様なときはその人に会う度に、敢て大きな声で挨拶をする様に心がけてきました。そうすることでお互いが挨拶を交わすようになり、話をするようになり、そこから信頼関係が生まれてきます。
 
亡き親から

よくと云われ、教えられたことがあります。
「人の振り観て、我が振り直せ」
この言葉を常に思い出し、他人を観て不愉快に感じる様なことは、自分はしないようにしよう、また、あの人は嫌な人だなぁと、こちらが思っていると、相手の人もこちらを嫌な男だなぁと感じておられるものなので、この様なことの無いように人に接して行ければ、と心がけています。
そのことが即ち、「ソシャールスキルズ」を身に付け、人間関係の信頼が生まれてくるのだと確信しています。
あたりまえのことですが、当社の社員が先に挨拶をしたことは褒めてやりたいと思います。今、世間で話題になっているTシャツ姿の人とスーツにネクタイ姿の人と、同じ行動でも世間の観る目は違うのではないでしょうか?
私の偏見かも。。
 


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